和太鼓という楽器と、八丈太鼓という演奏スタイル、音楽というもの、それをめぐるぼくらのグルーブな日常について できるだけ面白おかしく分かりやすく書いています。 沢山の人に読んでもらうのを過剰に意識してますが、まったく高尚なものではなく、疎にして雑。目くじら立てずに読んで下さい。
 This is personal blog I write about wa-taiko, Japanese drum, style of Hachijo-taiko, music itself and our groovy lives. I write them with humor, amusing way and easy for understanding as much as possible. I am conscious in large in surplus, but it is not so lofty, might be miscellaneous. Please don't flay and do enjoy to read.

2011年8月7日日曜日

太鼓の練習(五)

こんなことがうれしかったりする

今日、僕は初めての体験をしたので記念に書いておきます。それが嬉しかったからです。

個人打ちをしている時に撥を落としました。落とした撥は右手に持っていた方でした。殆ど太鼓の面へのインパクトの直前かその直後だったと思います。撥はすとんと真下に落ちて足元に転がりましたが、一瞬どこに行ったか分かりませんでした。

4月7日@YMCA/写真 小竹さん(プロ)撮影
キタマダで僕の先輩方は太鼓の演奏中にたまに撥を落とします。出演の本番中に落とすこともあります。僕はこれまで一度も撥を落としたことはありません。
撥を落とすこと自体は、褒められるようなことではないですが、撥を落としたことがない僕は僕の太鼓の技能に足りないものがあると思っていました。

太鼓の演奏中、撥を握りしめている時間というのは実はインパクトの瞬間だけで、腕を振っている間はその必要はないはずです。腕を振っている瞬間瞬間の力の入れ具合の柔軟性によって太鼓の技能や音に差がでるようです。足かけ6年の練習経験の中で僕はその点ではまだ発展途上です。が、今日、先輩方と同じように撥を取り落す経験ができたことで、すこしは柔らかい体の動きなっているのかなと、ぼんやりと嬉しさをかみしめていました。

今日ゆきこさんが「本ばたき」を初めて演奏しました。初めてです! 途中歌も唄いましたが、それももちろん初めての拝聴です。初めてなのにこんなにできちゃうんだ!! 天才? いやー、もう脱帽(いまさら?)。ご自身はご謙遜して「門前の小僧」的なことを仰っていましたが、やっぱりすごいなー。

撥を落としたことを、ひそかに喜んでるぼくって、なに? みたいな・・。

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