和太鼓という楽器と、八丈太鼓という演奏スタイル、音楽というもの、それをめぐるぼくらのグルーブな日常について できるだけ面白おかしく分かりやすく書いています。 沢山の人に読んでもらうのを過剰に意識してますが、まったく高尚なものではなく、疎にして雑。目くじら立てずに読んで下さい。
 This is personal blog I write about wa-taiko, Japanese drum, style of Hachijo-taiko, music itself and our groovy lives. I write them with humor, amusing way and easy for understanding as much as possible. I am conscious in large in surplus, but it is not so lofty, might be miscellaneous. Please don't flay and do enjoy to read.

2011年2月6日日曜日

交流(二)

寄せ書きは次回への架け橋に
1000人太鼓


24時間太鼓は2010年12月4日10:00から翌5日の10:00。その間本当に1秒も休むことなく太鼓演奏が流れました。八丈太鼓は下打ちの人が曲のベースです。そのため実力者のみが下打ちをします。それもゆうきち、しゃばたき、とんこ(かしだて)、ほんばたきを自由自在にとりかえながら打ちます。24時間実に大変だったのは下打ちを担当した数名の方々だったのではないでしょうか。つまり数名の下打ちの人が24時間1000人の太鼓を交代で担当したのです! m(_ 深謝 _)m

1000人分の太鼓はまったく壮観です。信じられないぐらい早打ち、信じられないぐらい激情型、太鼓正面でたたく人、朗々と唄う人、げらげら笑いながらの人、ベロベロに酔って叩く人、叩くより踊るのがメインの人、お経のような太鼓、ラテンのような太鼓、必ず拍手を誘う太鼓・・。上も下もない、名人も下手もない、ルールも縛りもない自由な太鼓が続きました。僕は、八丈に行けばと言ったかみさんの言葉が正しかったことを悟ったのでした。僕の中で何かが変わりました。

たいこぉ~たたいて~ひとさまよせてぇな~~。特別な人が叩くものじゃなくて皆で演って楽しむ太鼓。そうありたいと思うひとが集まる太鼓。それがいいなと思いました。

なのに、僕は夜中1:00から6:00まではっきりいってきっぱりとぐっすり眠りました。それも宿で! うえっ! そんなていたらくで24時間太鼓に参加したといえるのでしょうか?! 
ま。次回の24時間ではそうならないと思います。それには理由があります。それはまた後日書きます。

zzz・・僕が眠っている間に太鼓が破れるというハプニングがあったそうです・zzz・・zzz。

本当に楽しかったことの一つは「石投げ踊り」でした。これは楽しい! 僕も? 踊りましたよ。ちょっとだけ録画したので載せます。不特定多数の人が映ってますが、逆光で顔がよく見えないので、ま、いいでしょう。太鼓をたたいているのは、栄進さんと、善男さんです。「パラパラ」が全国区になって「石投げ踊り」がそうならないのはおかしい!


24時間太鼓はみんなで盛り上がりました。みんなでゴールしました。八丈島の内と外、所属する太鼓の会の内と外が「八丈太鼓」でひとつになりました。太鼓だけで人がまとまれるなんて素敵です。言葉はいらない、撥と太鼓があればいいです。(つづく)
映像: http://www.tokyo-islands.com/v3/contents/special/vtr/24h.html