和太鼓という楽器と、八丈太鼓という演奏スタイル、音楽というもの、それをめぐるぼくらのグルーブな日常について できるだけ面白おかしく分かりやすく書いています。 沢山の人に読んでもらうのを過剰に意識してますが、まったく高尚なものではなく、疎にして雑。目くじら立てずに読んで下さい。
 This is personal blog I write about wa-taiko, Japanese drum, style of Hachijo-taiko, music itself and our groovy lives. I write them with humor, amusing way and easy for understanding as much as possible. I am conscious in large in surplus, but it is not so lofty, might be miscellaneous. Please don't flay and do enjoy to read.

2011年7月31日日曜日

出演(三)

お神輿
年間いろんなところに太鼓の出演がありますが、鶴見の天王祭がもっとも出番が多く、体力的にもちょびっとしんどい出演です。毎年7月のこの時期に執り行われ今年は先週7月24日でした。去年やその前の年はものすごくいい天気で、炎天下練り歩きましたが今年はちょっと曇天。暑さも少しばかり和らいでいるようでした。

天王祭は鶴見神社のお神輿が町の界隈をわっしょいわっしょいと練り歩きます。今年は駅の山側の街を一巡しました。昨年は町の海側の街を巡りました。全部はさすがに回りきれないので、1年交代で町の半分ずつで神様が来てくれるようになっているようです。

鶴見明神太鼓はそのお神輿の先触れと、送り出しで太鼓を叩きます。鶴見の駅前界隈の町が思い思いのお神輿を神酒(みき)所にだしています。そのあたりに僕らも太鼓を運んで盛り上げるのです。鶴見神社のお神輿が神酒所で休んでいる間が長い場合は見物の人たちを相手に少し余興で叩きます。

今年の巡回神酒所

さて、今年のコースの発表です。地図の赤丸のところで太鼓叩きました。鶴見神社は出発と終点ですのでもちろん始まりと〆で叩きます。ちなみにお神輿はずっと担いで運ぶわけではなく大体はでかいトラックで運んでいるようです。太鼓は鈴木さんのバンで運びます。

今年はなぜか例年に比べて見物客も少ないようでしたが、それでも熱心な人が見守るところや小さい子供たちが体育座りで大勢見ている場所では更に一生懸命に太鼓を叩きます。明神太鼓は今年は大人が少ないので子供たちが活躍してくれました。実は太鼓の演奏もさることながら各神酒所で太鼓を車から降ろしたり、人をかき分けて場所を作って太鼓を組んだり、また車に積んだりするのって結構しんどいんですが子供たちも率先して手伝ってくれました。

東口ロータリー子供たち出番待ち
子供たちが上手に叩いてくれるので主にリーダの鈴木さんと僕は主に下打ちを叩きました。鶴見駅前の東口ロータリーでは特に広々としたところで大勢が見ている中叩くので子供たちものびのび叩きました。

天狗さま
鶴見駅東口から鶴見神社までの「徒行」はラストスパートですがお神輿も最大の見せ場です。歌や天狗や巫女が行列を作り一番後ろにお神輿がついて歩きます。とてもゆっくりですが見ごたえはあります。僕らももちろん気合の入った太鼓で盛り上げました。

9:30に始まった、お神輿&太鼓巡業は18:00に終わりました。何がしんどいかっていうと実は足です。特に足の裏がかんかんになった感じになっています。何故かというとそこの薄い地下足袋を履いているからです。この日僕は残念にも風邪で喉が掠れていたので皆とビールも飲めませんでした。でもいい汗かいたのでさっぱり風呂に入りよく眠れました。

・・・なんか夏休みの日記みたいになってしまいました。