和太鼓という楽器と、八丈太鼓という演奏スタイル、音楽というもの、それをめぐるぼくらのグルーブな日常について できるだけ面白おかしく分かりやすく書いています。 沢山の人に読んでもらうのを過剰に意識してますが、まったく高尚なものではなく、疎にして雑。目くじら立てずに読んで下さい。
 This is personal blog I write about wa-taiko, Japanese drum, style of Hachijo-taiko, music itself and our groovy lives. I write them with humor, amusing way and easy for understanding as much as possible. I am conscious in large in surplus, but it is not so lofty, might be miscellaneous. Please don't flay and do enjoy to read.

2014年7月27日日曜日

しなやかな動きはきもちいい

 自分の体全体が力まずに自由自在にしなっているのを感じるときが、太鼓を叩いていてちょー気持ちいいときです。太鼓を始めた当初は僕の動きは硬いとずいぶん師匠に指摘されましたが、さすがに今では『柔らかい』とはこういうことなんだと改めて感じます。練習のたびにこういうことだこういうことだ感じるので、僕にもまだ伸びシロがあると、ひそかに前向きになっています。

特に足腰の可動を柔軟にしていることで、ダイナミックにしなった体づかいができるように感じます。足や腰を上下させたり、回したりさせることで上半身もそれが伝わってきます。(例えばおもちゃのでんでん太鼓を想像してみてください)。スポーツでは足腰の強さや柔らかさが、無駄のない効果的な動きの基本ですが、太鼓でもまったく同じです。もし腰から下を何かにがっちり固定した状態で演じると、上半身と腕だけで太鼓を叩くことになります。それはそれはずいぶん堅苦しい太鼓になるだろうなと、想像できます。ああ、そんなの考えただけで疲れます。

 足腰を十分にできるだけ動かすと図のように撥の先端の可動範囲は広く大きいです。もちろん可動範囲を大きくするためには上半身はりラックして、腕はブランブランしている感じです。例えば、これから太鼓を打とうとしている腕と反対の腕は、バランスをとるように反対側に大きく振れたりしています。そしてその勢を使いつつ次の音を出す動きに滑らかにつなげます。

 こんな状態を、しなっている状態と僕はいつも思っていて、気持ちいいんです。