和太鼓という楽器と、八丈太鼓という演奏スタイル、音楽というもの、それをめぐるぼくらのグルーブな日常について できるだけ面白おかしく分かりやすく書いています。 沢山の人に読んでもらうのを過剰に意識してますが、まったく高尚なものではなく、疎にして雑。目くじら立てずに読んで下さい。
 This is personal blog I write about wa-taiko, Japanese drum, style of Hachijo-taiko, music itself and our groovy lives. I write them with humor, amusing way and easy for understanding as much as possible. I am conscious in large in surplus, but it is not so lofty, might be miscellaneous. Please don't flay and do enjoy to read.

2011年7月4日月曜日

出演(二)

ゆきこさん、遠藤先生、春美先生、ジョンさん
4月7日は快晴でした。僕らキタマダの有志は江東区東陽町のYMCAインターナショナルスクールの文化祭にお招きいただき子供たちに八丈太鼓を披露しました。広い体育館を貸切のような形で太鼓を並べ国際性豊かな小学生の興味津々な瞳に見つめられて演奏しました。

春美先生




正直いって僕はいつもよりも緊張しました。(僕もたまには緊張するようです!) これまでにないほどの熱い視線を全身に浴びてしまったからです。僕は、子供たちに背中を向ける格好で太鼓の前に立っていましたが、背中にたくさんの穴があくほど見つめられていることを感じ続けてました!!


だけどこんな風な緊張感は大好きです。それに子供たちのリアクションがとてもステキだったので太鼓を叩いている僕らもだんだんと楽しく乗ってきました。

二宮君と僕




専属のカメラマンの小竹さんとYMCAの長谷川先生が沢山写真を撮ってくれました。あとでお願いして写真を分けて頂きました。ありがとうございます!! 子供たちと映っている写真はブログでは掲載できないのが残念ですがどれもよい写真です。 宝物にします。

子供たち全員に太鼓の体験をしてもらうために遠藤先生が短いフレーズを携えてきました。そして「太鼓叩きたい人手を挙げてー!」と言うと、生徒全員がも・れ・な・く元気よく手を挙げました。2台の太鼓の前にあっというまに長蛇の列ができ、ついでにYMCAの先生も全員並んでました。

質問攻め
実は、先の東日本大震災の影響で帰国されている先生や生徒さんもいるということで、太鼓の演奏もするかどうか・・とは聞いていました。それを思い出しながら、こんなに大勢が太鼓を楽しみにしてくれて僕はうれしくなりました。

最後は子供たちに質問責めになりました。質問は途切れることなく次々と出てきました。皆ぼくらのことを「太鼓の達人」と完全に思い込んだようです。光栄でございまする。

元気でかわいい子供たち、長谷川先生、YMCAの先生方、カメラマンの小竹さん、
またきっとお会いしましょう!! ドドドン ドン!

ひとりではない(一)

7月になりました! と、ビックリマークをつけるほどのことはないですが、またまた暑い夏になりそうです。暑いです! 

実に久々のブログ更新ですが特にその間、何も書くことがなかったからではなく、単に僕がサボっていたのです。ごめんなさい。4月にはYMCA日本校での出演がありーの、その後には鶴見神社の伝統行事「田祭り」の出演がありーの、僕は友達とお酒を飲みながら僕の太鼓を語りーの、キタマダの木村さんは太鼓慰問に東北に行きーの、ま、いろいろ書きたいことありました。

7月になってしまいました! と書くべきかも。。

ブログでもなんでもそうですが、やっぱり続けることが大事ってことです。このブログのおかげでキタマダのHPがGoogle検索で検索上位に上がってきているとゆきこさんの激励がありました。

続けることでは僕の太鼓も6年目に突入です。伸び悩みながらも少しずつはものにしている感じはしています。ビデオで撮影した演奏を見ると違いが判るのでうれしいです。ひとつことの研鑽にこんなに長く続けていることは僕の人生ではあまりありません。それはとりもなおさず一人でやっているわけでないからだと思っています。太鼓をめぐる人とのかかわりがあるからです。

そもそも八丈太鼓は二人が一組なのでそこからしてひとりじゃありません。


実は最近になって「音が聞けるようになってきた」と思っています。下打ちの音、自分の叩いている音が聞こえます。これは当たり前のことでこれまでもきっと物理的には聞こえていたんですが、今は音楽として体できこえている気がします。


一度、友とお酒を飲みながら僕の演奏のビデオ動画を見たことがあります。友曰く「樋口さんらしくないなー」。彼は太鼓じゃなくコントラバスの演奏者です。そして僕のことはよく知っている。そういう人しか見えないものがあるのだと思います。言葉は突き刺さりました。
こういう時も、ひとりで太鼓やっているわけじゃないと感じる瞬間ですね。

さてさて、書ければいけないことを次の回から書いていきますね。


2009年11月7日
2011年6月24日