和太鼓という楽器と、八丈太鼓という演奏スタイル、音楽というもの、それをめぐるぼくらのグルーブな日常について できるだけ面白おかしく分かりやすく書いています。 沢山の人に読んでもらうのを過剰に意識してますが、まったく高尚なものではなく、疎にして雑。目くじら立てずに読んで下さい。
 This is personal blog I write about wa-taiko, Japanese drum, style of Hachijo-taiko, music itself and our groovy lives. I write them with humor, amusing way and easy for understanding as much as possible. I am conscious in large in surplus, but it is not so lofty, might be miscellaneous. Please don't flay and do enjoy to read.

2011年1月23日日曜日

太鼓の練習(二)

テンションとのり
八丈太鼓キタマダで毎週土曜日の1時~5時の練習に参加してまる5年です。太鼓に関わらず腕を伸ばすには自分より上のレベルの人と共にいなければいけないのは当然ですが、キタマダは僕にとってまさにそういうところです。なにしろ僕以外の全員が僕よりも上なんです、5年間変わらず。まるでスポーツジムのドレッドミル(ランニングマシーン)上を走っている感じです。

木村さん(大先輩)にはよく下打ちを御願いします。
練習の初めはCDによる下打ち(ゆうきち)にあわせて各人が思い思いに太鼓をたたく時間です。実は僕はこの自由打ちの時間に没頭したいと思っています。たまに本当に我を忘れているときがあります。全く周りが見えずただただ自分と太鼓だけがある感じです。だからといって、聞き惚れるような太鼓になっているわけではないです。

皆での練習は遠藤先生作の曲を打ちます。ゆうきち、しゃばたき、かしだての曲を先生やほかの誰かの下打ちに合わせてしっかり打てるようになるのが目的です。全員で揃って打てなければいけないのは当然ながら一人だけでもちゃんと打てないと及第ではないです。一人で打つと、揃い打ちの時に自分がいかに皆の陰に隠れているかが、よくわかります。

先生は曲の楽譜を作って僕らにくれますが、曲を楽譜どおりに打てばいいわけではありません。(まあ僕といえば楽譜通りにも打てないのですが・・)。曲をちゃんとわかり強弱で感情をつけ、撥ふりも美しくきまっていなければなりません。見ている人にノリが伝わる楽しくあるいは激しく踊るような太鼓がいいんだと思うんです。思えば同じ曲の練習を5年もしてますが、練習のたびに新鮮さを感じるのは、僕自身にまだまだ伸びシロがある証拠であると、ぼじてぶ・すぃんきんぐーしてます。

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